アトピー性湿疹:40歳 男性
職場の移動(新潟県から神奈川県へ)後、仕事量も質も格段に増加し、四肢のアトピー性皮膚炎を生じる。潰瘍性出血性の湿疹が、首から胸部にかけてと四肢、特に発汗部に多い。花粉症あり。喫煙多数(1日20本以上、10年以上)。皮膚色が青紫色となり、非常に顔色が悪いと言われる。夏の高温多湿時に憎悪、冬の乾燥時に多少軽快するも、消失することなく継続。
アトピー性湿疹の精査およびカイジ服用開始。皮膚病変にはステロイド軟膏の各種を混合して症状に応じての塗布。アレルギーとして特に花粉症以外の原因なし。
カイジ服用直後より、消化管蠕動の正常化、便通の改善を自覚、利尿、発汗等の代謝促進を認める。顔色を含め、皮膚色が正常化を周囲から指摘される。皮膚炎も漸次軽快し、4週間で軽快した部分も認められた。
この間にアトピー性病変の波及として水晶体の混濁を指摘され、白内障の手術を受ける。皮膚表面の対症療法はそのまま継続。禁煙。
残念ながら、ここで経済的理由によりカイジ服用中止、その後漸次症状が再燃し、現在はカイジ服用前と同じ状態となっている。