弊社取締役、医科歯科大学医科同窓会誌に寄稿

弊社取締役が筆頭著者である「Huaier  Natural Herb Therapy for Cancer」(槐耳 – 癌への天然ハーブ治療)について、出身大学の東京医科歯科大学 医科同窓会誌に寄稿いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

添付の画像は小さいので、以下にその文章を掲載いたします。

 癌研究とは、何故癌を発症するかを追求して、答えは八百万(やおよろず)、遺伝・環境・毒物暴露・ストレス蓄積、これら全方位を網羅する対策はあるのか?ここで、中国抗がん剤、槐耳(かいじ、英名:Huaier)というものが、癌対策として出現した。文献の起源は紀元前240年くらい、秦の始皇帝が不老長寿を得るための探査の結果である。霊芝、血芝、神芝とも表現され、1種類の菌糸体から抽出した多糖体で、厳密な漢方分類には入らない前癌病変から手術不能な末期癌まで、量に依存して効力を発揮する。癌からの生還者が相次ぎ、臨床研究により患者の全ゲノム解析(RNAシークエンス)を行い、明らかになった効力の分子基盤の論文集が本書である。答えは、効力の対象範囲がゲノム全体、構造遺伝子(27,000程度)の最大85%に及ぶという、やおよろずの体内物質の改変である。1個や2個、100や200の対象ではない。具体的には、kinase regulator、その基盤はmiRNA統御転写調節機構の是正である。しかも、神経伝達内分泌代謝機構の機能回復が顕著で、癌を治すために、体内機構の主たるものを全て調整する。その真髄は若返りである。今では、中国本土で、槐耳のキャッチが「返老还童」(Fǎnlǎohuántóng)で埋め尽くされた。癌から治る身体になるには自らの生命力の指標、ゲノム柔軟性・可変性にある。医療に携わる側もこれからのメガベース、いやテラベース解析に立脚した治療法に適応すべきである。

槐耳の)コロナウイルス感染症対策としては以下参照

DOI: 10.21203/rs.3rs-1714316/v1