軽々に槐耳減量すべからず

 ステージIIIまでの進行期ならば、槐耳(カイジ)療法勝ち目あ、ということを臨床研究等を通じて、何度も証明してまいりましたが、その後、ステージIV、いわゆる末期と言われる段階で、肺癌で胸水貯留大腸癌や膵癌で腹水貯留や多発転移などの患者様が多く紹介されてまいりました。

白金錯体(シスプラチン、FORFOX, FOLFIRINOX)を用いた抗癌剤治療を、我慢できなくなるまでの長期我慢された方、年齢80歳を越えた方では、槐耳(カイジ)療法の効能といっても限界がありました。

しかし、60代の患者様で、抗癌剤も数回以内の患者様は、3年半以上も日常の障害なく、非常に経過が良い方が続出しています。今年も、連休を利用して、海外旅行、コンサートなど、元気にお出かけされていて、自分らしい時間を満喫しておられます

 ここで、このような進行期末期と言われた方々には、臨床研究においても、最大量60gを処方しています。60gも槐耳を服用すること自体、大変なストレスと思いますが、病を治そうとする強固な意志、家族の支えによって、無事継続されています。

 臨床研究により、3ヶ月は無料支給される槐耳ですが、この期間を過ぎると、どうしても有料になります。量で効く槐耳なので、毎月のかかりも相当になります。経済的観点から、20gと減量、また、1年を越えると減量を考えます。

 ここで、大腸癌腹水貯留だった患者様、食道癌肺転移で大学病院から見捨てられた患者様など、1年たって、20g以下に減量やむなし、という方が、それから1年たたずに、また再発してしまいました。40g以上で継続された方には、再発が認められません。コロナ禍のストレス影響もあって、体内のゲノム柔軟性が非常に低下してしまうことと相俟って、本来の癌からの快癒、という目的に反したわけです。

 現在、コロナワクチンも3回目、4回目と株の型違い接種を重ねることとなり、体内に余計な負担をかける日々でございます。そこへ、槐耳の減量は本来の目的を損ねるということが何度も示されました。

 これからは、槐耳療法を継続する患者の皆様に、軽々な槐耳減量は行わない方針を、関係する医師や卸元と確認した次第です。経済的なことは、個別にご相談に応じます(ここをクリックすると、問い合わせのページにアクセスできます)