槐耳(カイジ)療法、2年は辛抱しよう

槐耳(カイジ)による癌補助療法は、高血圧や高脂血症の様な通院・投薬治療を(多分)生涯にわたって、というものではありません。

ただ、3ヶ月の臨床研究期間(無償供与)で終わるほど、癌治療はなまやさしいものでもありません

私どもは、だいたい症状、検査結果を見ながら、2年ほどは患者様と一緒に、槐耳(カイジ)量、補給すべき他の因子、アミノ酸や栄養療法などを適宜検討しています。

よく術後5年といいますが、最近のコロナウイルス蔓延とワクチン接種等の追加検討項目により、観察期間は変わります。私どもは、出来る限り、結果を出す医療を心がけております。患者様の交通事故などの予期せぬ事故は別として、継続した病態対応による御快癒を目指しています。

ここで、最近の問題を提起します。

槐耳(カイジ)療法で症状が改善し、日常を取り戻すと、患者様の中には、もう何か治療している、ということを忘れてしまう方(いわゆる、喉元過ぎれば熱さを忘れる)が続出しております。だいたい、1年たちますと、もう何か治さなければならないという意識がなくなってしまうのです。

もちろん、毎日の暮らしには、他に悩みがたくさんあるので、痛くも痒くもないものはすぐ忘れるのは当然としても、

癌は1年で完治、というわけに行かない病気

ということを、それこそお忘れ無く、必要十分な養生期間を我慢してください。