4.再・治ること
医院に行けば大丈夫だという思考訓練を長い間経てきて、病気によってはそうじゃないのだと、それは迷信だと言う方に無理がある。
まず、自分スタイルを取り戻すことが治る身体造りの第一歩なのである。自分の体調を聞く、感じる、その声を聞く訓練をしよう。
そして、治ったときには、まだもしかしたら自分にまだ厄が残っているかもしれない、という点検の目をもとう。
医師に絶対できないことがある。1)死人に立って歩けと言えない、2)患者の選択に干渉できない、そして3)科学の道を踏み外してはいけない。絶対真理に基づいた根拠を提示しなければいけないのが科学であり、確かに医師もその一派なのである。
受診する側も、専門外などと逃げ道を作らず、八百屋でみかんを選ぶ程度の注意力があれば、医師との対応、十分である。