世界No.1遺伝子解析会社BGIと打合せ

2019年3月4日〜5日にかけて世界のIT都市の深圳にある世界No.1遺伝子解析会社BGIの共同研究者と弊社の臨床研究カイジの抗がん効果の分子基盤解明についてそれまでの4回のRNAシークセンシングの結果ならびにその解析結果について打合せに行ってきました。このように弊社の臨床研究は着実に進行しております。

深圳IntercontinentalHotelからの景色低解像度写真. 深圳Intercontinental Hotelからの景色。深圳は現在、香港のGDPを越えたと言うニュースが直前にありました。30年前は非常に小さな漁村でありましたが、現在はご存知の通り、IT関連の会社がひしめき合い、非常に活気ある都市になっております。一昨年から中国に来ることが頻回になり、そのたびに中国のすごさに驚かされます。私は医学生時代に公衆衛生学・須永教授に連れられて、北京、長春、大連、ハルピンに行きましたが、現在は画然の差を感じ、一昨年から訪れている北京、上海、広州、長沙、瀋陽、大連、深圳、どの都市もビルディングだらけで、北京や上海では、東京以上の交通渋滞に驚かされます。中国を訪れたことのない方や、最近の中国を訪れたことのない方は、現在の中国のすごさを知ることはできないでしょう。先日の中国訪問時には、上海から北京への国内線の中国南方航空の飛行機の最新鋭機に比べ、JALの北京から羽田の国際線の飛行機の非常に古い機種ならびに内装装備の機器の古さに、日本は全く中国にはかなわないという印象を受けて帰ってきました。深圳ではドローンの飛行は無制限であるということをニュースで知りましたが、それに対し狭い日本ではドローンを飛ばすに当たり、非常な制限があるかと思います。将来、ドローンは非常に重要な産業になるかと予測されますが、ドローン飛行に限らず、現在の規制だらけの日本の硬直した社会では、一層中国に対し格差が生じ、世界の後進国に脱落する日もそう遠くない気がして致し方ありません。