槐耳(カイジ)効果の判定による回復状況の把握と効果的治療計画への発展のご報告
ご協力いただいている臨床研究解析データは、癌や膠原病等、適応疾患から治るときに何がどう変化するか、遺伝子レベルで質・量ともに表現できるようになりました。あまりにも、凄まじい変化なので、全体像を概観しているのに精一杯ですが、おかげさまで、これまで腫瘍マーカーや血中タンパク質量、貧血など、二次的に起こる変化、影を見て実態を想像するような状態から、実質的に何が起こっていて、だから何をすべきか(してはいけないか)に応用できるようになってきました。わかったことの一端を、以下に記します。
病気を治すのは、あくまで患者様ご自身の身体の持てる力だということ。その力が残っている限り、槐耳(カイジ)にはもう一度命を呼び起こすことができます。そのタイミングと服用量が大切なのですが、放射線治療で焼き付いている臓器も、抗癌剤で反応性がなくなったところにも、ある程度の再現能力は認められます。
どんな良い手術をしても、転移や再発の可能性はあるわけで、それを防止するのは槐耳ではなくて、十分に備わった自分の身体の力なのです。免疫、免疫というけれど、本来免疫は外敵退散、ウイルスや細菌に対するもので、自分のものを攻撃したら膠原病になっちゃいます。暴走させず、緩和する、というのが槐耳の導く力の呼び戻し機構であり、最初は免疫賦活、その後は緩和(抑制に働く)というサイクルがあります。
そのために、槐耳は癌と癌周辺の関連因子群のみならず、全身の機能の再調整を開始します。全身のシステム、特に内分泌にかかわる部分、機能する関連臓器全般に広汎な修正と機能増進ができるような下地を作っていきます。だから、関わる遺伝子群は生物新生と見間違えるほどの天井知らずの量になります。
最初は先祖返りのように、幹細胞回帰で一斉に遺伝子機能の活性化が起こり、その後、抑制にまわって全体を終始させ、最後は元に戻る、つまり、遺伝子機能改変を収束させてゼロ点に戻る。このサイクルを完遂しないと、槐耳の起こした作用は収束しません。
正常で病気未満の方には何ら有意な変化は起こりません。
また、もう身体に力が残っていない、という方にも変化はおこりません。
その中間で、何とかできるという範囲では、病変の重篤度に応じての変化が起こります。
一見、大丈夫そうにみえる元気な方にも病魔がいるし、ものすごく進行しているように見える方でも、順調にこの回復サイクルを示す方もいます。
私は、患者様の症状をよく見、話も良くうかがって、だいたいの病期、進行度合を観察しますが、解析結果と良く合うときも、予想をくつがえされるときもあります。
ただ、このサイクル途上の方には、引き続き槐耳服用をお奨めしますし、サイクル完遂の方には、余計な薬剤やサプリの服用はお奨めしません。
この槐耳の作用は、紀元前から中国の各種古文書にある通りで、とっくに記述されている歴史的真実を、現代の科学用語で解説しているに過ぎません。最近、驚いたのは、「永遠の桃花 三生三世(中国タイトル)三生三世十里桃林」という中国ドラマに、神芝草、という名前で槐耳が登場したことです!!!
身体に魂を呼び戻す力を持つということで、問題は、熱抽出による使える形に成分を凝縮することが大変困難だという解説で、これこそ培養から顆粒状態にする技術開発の困難そのものを表現しているわけです。CG、特撮もののドラマにさえ科学的真実と歴史が反映しているのが、新鮮な驚きでした。
ですから、患者様にお会いしたときに、詳しくこれまでの経緯や現在の体調良し悪しを丁寧に拝見させていただきます。病気以外のことに踏み込みませんが、昨今、全く放置状態だった病気のもととなるストレス、神経症対策などを無理矢理押し付けられるケースが出まして、大変困惑しました。申し訳ありませんが、精神科・心療内科の部分は、専門外も専門外でたちうちできません。どうか、これらのことについては、他に専門医を受診してください。
大抵、紹介してくださる方がいるので、困ったときにはそのむね、伝達してあります。少ないですが、紹介できるクリニックもございます。どうか、病気が治ったら、自分の人生はまた別の制御をしていただけますようにというのが、槐耳で病気の回復を図れると納得した現在の、私の切なる願いであります。