槐耳で良い結果を得ているのに

弊社の槐耳(カイジ)を用いた臨床研究に参加されているがん患者ボランティア様が、抗癌剤治療をせずに、槐耳のみの服用で自ら具合がいいと感じ、定期検診をしている主治医からも血液検査データやCT、MRI検査の結果が改善しており、驚嘆されています。主治医には槐耳を服用していることは内緒(中国認可第I類抗癌薬として認可されているが、日本ではサプリメント扱いのため、ほとんどの医者は知らないため、他のサプリメント同様、患者が飲みたいというと、槐耳について知ろうとせずに、ほとんど却下されてしまうことを経験上分かっているため、医師には伝えない方が賢明)にしている関係上、主治医はなぜこんなに良くなっているのか不思議でしかたないのだが、患者が具合が良くなっていることを鑑み、それならとノーベル賞受賞により一躍有名になったオプシーボを患者に勧め、患者も主治医が勧めてくれるし、槐耳の効果をさらに良くしてくれるのではないかと素人考えで、オプシーボの治療を受けようと考えていると言われた。オプシーボの添付文書に確かに「抗癌剤で増悪した治癒切除不能な進行・再発胃癌患者」が適用にはなっているが、その使用上注意には「有効性及び安全性は確立していない」とも記載されている。オプシーボも他の抗癌剤や分子標的医薬のようにまず効果が認められるのは15〜20%であり、それにしてかなりの確率で発生する副作用については、いくら説明しても分かってもらえない。その副作用も、生じたら止めればそれでいいというものではない。オプシーボの研究では、服用中止1年後でもその副作用が持続するというデータもある。抗癌剤が全く副作用のない薬なら別だが、これだけ重篤な副作用を起こす可能性が高い抗癌剤やオプシーボ治療を受けようとするのか、現在槐耳(カイジ)服用のおかげで、自覚的かつ他覚的(検査データの改善)に認められているのに、医師の私たちには理解ができないのである。弊社が現在行っている臨床研究審査委員を務めていただいている元医科大学教授の先生は、お金があるからやろうというのか、と皮肉的疑問を呈しておられました。

dマガジンで、いろんな週刊誌・月刊誌記事をiPadで読んでいるが、その中に週刊新潮に連載している里見清一医師の「医の中の蛙」(’18/11/29号)に、「治療をし尽くして、これ以上の治療は身体を痛めるだけで、対症療法がベスト」と彼が判断しているにもかかわらず、「諾」という患者は少なく、「やれオプシーボを試したいとか、放射線療法はどうか?座して死を待つよりマシだ」と患者は言う、とのこと。上記患者さんもまさにその通りで、医師である私どもが「」で話しをしても分かってもらえない。どうしたら、槐耳服用で現在せっかく保っている良好な状態を抗癌剤などで悪くしようというのか。「」で患者に訴えたら、分かってもらえるのだろか?非常に悩んでいるところである。