カイジ投与1月で構造遺伝子10%以上転写物変化&新生

槐耳(カイジ)臨床研究解析結果報告その1

 槐耳(カイジ)研究の解析結果が出始めまして、当初予想をはるかに凌駕し、槐耳が投与一ヶ月で構造遺伝子の10%を越える規模で転写物 (transcripts) の変化、新生を起こすことが明らかになりました。

 前癌病変、良性腫瘍も含め、大規模な遺伝子改変が遺伝子発現装置の段階、small nuclear RNA,  non-coding regionでも検知され、ついでに新規転写物も500くらい発見されています。

 質解析どころか、量でこの変化に圧倒されています。もちろん、免疫系関係で、放射線治療、抗癌剤治療で破壊された遺伝子発現も再生?完全に正常化されるわけでありますから、高齢者においても、遺伝子レベルでの新生現象が1000や2000の単位、ものすごい数で検知されています。

 以前、たくさんの、たくさんの要因で起こる癌という病気に、単一物質の破壊で対処しきれるものではないだとう、という議論を紹介しましたが、確かに、槐耳は物質産生の10%を凌駕する質・量で身体の機能を再生・新生していくことが遺伝子コードで証明されました。

 槐耳の膨大な解析結果の、新規遺伝子のバンク登録などできることから作業しておりますが、つくづく鑑みるに、槐耳による大規模遺伝子改変(新生というべきか)が東洋医学の対症療法の根源とすると、思い出していただきたいのは、槐耳は痛み緩和と感染症対策には効かない

 しかるに、西洋医学の2大発明といえば、アスピリン(痛み緩和)と、ペニシリン(感染症対策)抗癌剤も、根はペニシリン。だから、副作用が強い。毒性が高いという点で、同じ様相。

 ここで、私のリウマチ患者の一人は、槐耳に、ときどきバファリン(アスピリンの進化形)と、必要に応じて抗生物質程度を足す、という治療法を昨年10月に施行しました。結果的に東洋・西洋医学両方の良い処取りしたという理想型だなと感慨深いものがあります。このとき、まだ槐耳の効能原理データを得ておらず、このような結果の典型例が先にあったということが実に感慨深いです。

 まだ研究は、募集人員の半数をやっと超えたところです。いつでも内容の照会、ご連絡お待ちしています。

 なお、上記の槐耳効果、残念ながら余命あと1週間といわれた、ステージ4も末期も末期、という方では検知されません。全然遺伝子、動きません。患者同士の比較でも、やはり差はでない。つまり、あるところを過ぎると、槐耳が全然効果ない、ということも証明されています。