再掲:術前カイジ服用にて乳癌に効果

乳癌:48歳 女性

神奈川県二宮町出身、現在も近郷に居住。神奈川県川崎より小田原までの地域出身者で現在42歳以上の年齢層には、高率にピロリ菌感染を認める。

既往歴:特になし。サプリメントなどの服用歴なし

家族歴:母 大腸癌(76歳)。術後7年を経て現在健康状態良好。

主訴:大腸癌マーカー・セプチン4検査陰性、胃癌リスク検査(ABC検査)にてタイプB(ピロリ菌陽性),上部消化管内視鏡施行の上、ピロリ菌除菌(これで胃癌予防)。しかし、右乳房にしこりを感じ、医院にて精査後(エコー下生検施行)、浸潤性乳管癌、所属近傍リンパ節転移(+)と診断される(図)。外科切除後半年の抗癌剤治療、引き続きホルモン剤皮下注射による治療を予定する。

診断直後にカイジ服用開始(10g/日)、冬虫夏草併用(3g/日)にて4週間後に手術、このとき切除標本の病理所見にて顕著な石灰化像と病巣内線維化を認め、リンパ節内癌細胞(—)生検時所見から顕著な病態の改善を認める。これに基づき、抗癌剤治療は中止(術後回復促進及びQOL(生活の質)の顕著な上昇)ホルモン剤皮下注射のみ行う。術後1年にて全く問題なく、QOLは良好に保たれたまま過ごしている。

カイジ投与は、10gを3ヶ月、抗癌剤投与中止により心身消耗が最小限に保たれたため、以降3g/日にて、計1年間服用。

総括:この症例からも、カイジの乳癌に対する効果が注目され、中国本土においても、術前4週間を目安とした事前投与法が普遍化していく。なお、この症例のように、大腸癌と乳癌を散見する家系では、p53の遺伝子内変異が推測され、今後患者の大腸癌発症予防が肝要である。

付記:カイジの乳腺癌に対する研究及び臨床(専門的発表)

追記:術後4年の2018年2月現在、患者さんは全く健康に過ごされていることをお伝えいたします。

 

 なお、当研究所では、毒性・副作用の強い癌治療に対する補完療法確立の一環として、今般、カイジ(PST: Polysaccharide-Trametes robiniophila murr)効能の分子基盤解明の臨床研究を行っております。これに当たり、がんの診断を受け、これから治療される患者様で、補完療法に興味を持つ患者ボランティア様を広く募集しております。

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