世界最大遺伝学研究所BGIの関係者と、カイジを使っての中国との共同研究の意見交換を午前中に行い、その日の午後にはそのBGIと共同研究をすでに行っている上海にある复旦大学附属中山病院臨床医学研究院 王向東 所長の案内で研究室やBGIとの共同研究室を見せていただきました。その後、カイジを用いた共同研究の方針について打合せを行いました。
ちなみにこの复旦大学についてウィキペディアによると、1905年に創立された国立大学で、全国最先端の国家重点大学となり、中国を代表する文科・理科をカバーする総合大学で2004年の在校生45,000人のうち、学部学生16,200人,大学院修士課程7,000人、博士課程3,100人,外国留学生1,760人,成人教育学生11,000人,インターネット教育学生5,800人を数える、とあります。ちなみに東京大学は2015年のデータで27,955人とあります。
写真1. 复旦大学附属中山医院臨床医学研究院パネル
写真2. 复旦大学附属中山医院臨床医学研究院 王向東 所長、陸副社長と記念撮影
写真3. 复旦大学附属中山医院と世界最大遺伝学研究所BGIとの共同研究室のパネル
写真4と5. BGIのシーケンサー、最新のBGI-500RSと初代機BGISEQ-500
写真6. 复旦大学附属中山医院臨床医学研究院 王向東 所長より研究室の説明を受けました。上述したとおり、非常に多くの修士・博士課程の大学院生を抱えているために、精密機器や実験室使用に際し、各研究者のIDカードによるセキュリティ管理法についての説明や、非常に多くの院生がいるため、実験台の幅1mに2.2人の割り当てと聞いて驚いた次第です。