瀋陽にある中国医科大学附属盛京医院 肝胆膵外科主任 戴朝六教授を表敬訪問いたしました。戴朝六教授は日本留学経験があり、また副教授も大学院から弘前大学医学部に留学されていた方で、非常に親日家で、広州や上海で弊社取締役 田中真奈実医学博士の講演を聴講され、私どもの研究に非常に関心をもっていただき、今回の表敬訪問させていただきました。今回の訪問により、11月に瀋陽にて招待講演の招聘もしていただきました。
写真1. 中国医科大学附属盛京医院 肝胆膵外科病棟にて。向かって右から2番目が戴朝六教授。
写真2. 肝胆膵外科で治療を受けた患者さんからの感謝の意を込めた旗の前で戴朝六教授の教室幹部。日本でお目にかかれないものなので、非常に興味深く拝見いたしました。
今の日本では御世話になった先生や看護師の方々へお礼をするというのは禁止になってしまい味気ないですが、中国での患者さんの感謝の意を旗に込めて贈るというのは一生懸命やっている医師にとって正直な話、最高にうれしいのではないかと思ったりいたします。昨今の日本では、バイオレス・ペアレント(暴力をふるう父兄)やバイオレンス・ペイシェント(暴力をふるう患者)、さらには医療費を平気で踏み倒す患者の存在もクローズ・アップされたりしますので。