カイジ製薬盖天力と国際共同研究

今年4月に山東省済南市、8月に広東州広州市湖南省長沙市に招待講演を行ってきました。そこでは好評を得、カイジ製造販売会社の盖天力製薬の徐社長や陸副社長、さらには山東省、広東州や湖南省の医学会幹部連と会談を行いました。そして上海にて徐社長や陸副社長と会食し、その際、ぜひ国際共同研究を開始してほしいとの話をいただきました。

盖天力製薬の徐社長や陸副社長、医学会幹部との会食時、徐社長と写真撮影。

盖天力製薬・徐社長と

弊社のホームページでお伝えしているように、中国本国ではカイジは抗癌剤として認可されており、効能が最初に認められた肝癌をはじめ、乳癌他のいろんな癌治療に使われ、実績を積み重ねております。

陳前軍先生発表

陸正鑫副社長発表

残念ながら日本では保険診療の認可を得ていないため、サプリメント扱いになっております。したがって、保険診療ならば患者さんへの3割負担により、患者さんへの負担が減り、カイジによる治療により恩恵を受ける患者さんも増えることと思っておりますが、現時点ではサプリメントとして患者さん自身が購入せざるを得ないため、高額負担にならざるとことは心苦しいところであります。その中でも、カイジの効能を実際に患者さんに服用してもらい、実感している医師も少しずつ増えております。たとえば、すでにブログにてご紹介したがん研有明病院元部長の星野先生も患者さんに購入してもらうことにより、他の病院で見放された患者さん達から副作用軽減や癌が縮小したりして、QOLの改善を図ることができた例などを著書に記載しております。それゆえ、弊社で中国各地の医学会や大学病院、そして日本の医学部や大学病院と共同研究を行い、長い道のりとなるでしょうが、日本での保険認可に持って行きたいと考えてる次第です。