2017/07/04に弊社ブログにて「カイジ若返り効果記載弊社論文」、2017/07/06に「カイジ若返り効果弊社論文図1」、2017/7/14に「カイジ若返り効果弊社論文図2」、2017/7/19に「カイジ若返り効果弊社論文図3」をお伝えしました。今回は、図4とその説明文を日本語に訳しましたものと若干の解説を提示いたします。ご笑覧ください。
(A)正常ショウジョウバエの目の円板の配列が整然としている写真、(B) 遺伝子改変ショウジョウバエでの目の円板の配列異常の写真とカイジ摂取によるその目の円板配列の正常化、かつカイジの摂取量が増えるにつれて、その目の円板配列が正常化しているのが観察される、(C)ヒポ経路の転写制御における回復の確認として、第3齢幼虫の眼球円板のEdU分析(すなわち、細胞増殖能力の測定)を行った。緑色蛍光タンパク質(緑色)のみを過剰発現させた対照と比較して、遺伝子改変ショウジョウバエの眼球円板は後部領域(白い境界線領域)において顕著な異所性DNA合成(EdU染色による赤色)を引き起こした。一方、167mg / mlの用量で、眼球円板の折畳み模様が示され、異所性EdU細胞の部分救出を示唆した(右下)。これらの結果は、カイジ治療が異所性DNA合成を阻害することを示し、その結果、眼の粗い形成の効率的な回復がもたらされた。