カイジ・冬虫夏草・鹿角霊芝・高麗人参等、古来より言及されてきた、しかし、成分の化学合成や一般市販できない生薬を用いた医療は、アジアに限らず世界各地に認められ、それらを一般医療と区別してトラディショナル・メディシン、伝統的医療(必ずしも正しい翻訳とはいえない)と呼ぶむきがある。
中国本土においても、西洋医学と中医学との好いとこ取りが進んでおり、特にカイジが有効な乳癌においては、カイジと外科摘出、その後の抗癌剤と漢方の併用など積極的な展開が進んでいる。
未だに癌という病名は、患者を家族や職場、社会から孤立させ、完治の希望を奪い、最近では30年後の再発例が報告されるなど、発症後の人生を奪っていく非情なものである。
従って、発症前のストレス検知と除去、個人にあったライフスタイルの改善など、出来ることを出来るうちに、という発想の転換が必要である。癌は予防できる。予防出来る癌が実に多い。