ヒト・セプトフォー検査
ー大腸癌・泌尿器癌のリスク判断しますー
解説
セプトフォー(ヒトセプチン4)血液検査の優れた点は、
1.大腸癌の超早期発見→入院・手術・抗癌剤の投与を受けなくて済みます。
症状が出てから医院を受診して、たとえ早期癌と診断されても、この3者の煩わしさ、苦しみから解放されることはありません。人と立場によっては、この宣告が社会的存在に関わる場合もあり、人間としての生き様に関わってきます。
2.治癒判定が可能
たとえそれが小さなポリープ、平面上のびらん程度の病変であっても、内視鏡治療により1〜2週間で陰性化するため、治癒判定ができます。抗癌剤の効果や経過観察にも使えるので、不確かな情報に振り回されることがありません。
3.不要な検査や切除の解放
セプトフォーで検査できる癌は、大腸癌と泌尿器癌です。ここで、泌尿器癌については、現在不要な切除手術、侵襲的生体検査が学会でも議論の対象となるほど、過剰医療の問題が提議されています。前立腺癌は、60歳以上でほぼ半数に潜在癌として存在するとも言われ、平常ならばそのまま潜在的に40年経過する、つまり通常の寿命の範囲内では何ら臨床的治療の対象とならない。問題は、この潜在癌細胞がいつどのように活性化するか、ということであって、前立腺肥大症でも上昇するPSA値のみのモニターでは実像が反映され難いという欠点があります。しかも、PSAモニターの保険診療は年1回と定められている。生体検査の実際は、前立腺両側で12〜18本の針の穿刺であり、引き続く除去手術+ホルモン療法を考慮すると、かなりの侵襲的検査であることが理解できるかと思います。
また、腎癌など、最先端画像解析でも判別不明として、切除標本の病理学的検査により結局、癌がなかったと判明した例も多い。この不要な医療措置、それに伴う受ける側の心身の負担・医療費等から解放するのがヒトセプチン4検査である。
4.セプトフォー検査の精度を上げるため、特別なマーカー検査の併用
セプトフォーと同時に、前立腺癌マーカー(PSA)、免疫力指標+抗癌剤感受性マーカー(TGFβ1)、癌指標マーカー(ミトコンドリアに多数存在するアミノアシルCoA, SCD)を併用することにより、体内環境測定の精度を上げることができます。これらは年1回しか保険診療の適用にならないPSA測定と同じく、現在他の方法や保険診療にて測定サービスそのものが存在しません。
5.微量の血液での測定
1回2mlの採血(通常の健康診断時の1/5)で全ての項目の測定ができ、1年に何度でも、必要に応じていつでもサービスを受けられます。放射線検査と違い、全く人体に害はありません。全く何ら自覚症状の無い時期に癌細胞の検出・除去が可能です。